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令和3年度 県立高校 連携型中高一貫教育にかかる入学者選抜 基本方針

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連携型中高一貫教育を実施する中学校(連携型中学校)から連携型中高一貫教育を実施する高等学校(連携型高等学校)への入学者選抜における基本方針は、次のとおりとする。

 

趣旨

 

連携型高等学校において、連携型中学校から目的意識や意欲のある生徒の入学を促進し、6年間を通して生徒一人一人の個性をより重視した教育の実現を図るため、連携型選抜を実施する。

実施高等学校及び対象中学校

  1. 県立塙工業高等学校及び塙町立塙中学校
  2. 県立田島高等学校及び南会津町立田島中学校・荒海中学校
  3. 県立相馬東高等学校及び
    相馬市立中村第一中学校・中村第二中学校・向陽中学校・磯部中学校
  4. 県立ふたば未来学園高等学校及び
    浪江町立浪江中学校・浪江東中学校・津島中学校・なみえ創成中学校
    葛尾村立葛尾中学校
    双葉町立双葉中学校
    大熊町立大熊中学校
    富岡町立富岡第一中学校・富岡第二中学校
    川内村立川内中学校
    楢葉町立楢葉中学校
    広野町立広野中学校

募集定員

募集定員枠については、別に公告する募集定員の30%を下限とし、各連携型高等学校が学校・学科の特色や地域の特性に応じて設定する。
ただし、特色選抜の募集定員枠は、これとは別に設定するものとし、併設型中高一貫教育校における高等学校においては、これらの割合について、別に公告する募集定員から当該高等学校に係る併設型中高一貫教育校における中学校の第3学年に在学する者の数を除いた数に対する割合とする。
 なお、合否の判定に当たっては、志願者の動向や各学校・学科の実態に応じて、弾力的に対応することができる。

 

出願資格

連携型高等学校に出願することができる者は、当該高等学校と連携している中学校を卒業する見込みの者とする。
なお、連携型中学校を卒業する見込みの者は、当該中学校と連携している高等学校の特色選抜へ出願することはできない。

 

選抜の方法

 受験生の個性や学ぶ意欲をみるとともに、連携している内容に応じた選抜となるよう配慮し、各連携型高等学校の教育を受けるに足る能力・適性等を総合的に判定して選抜するものとする。

 

  1. 志願者全員に学力検査を課す。学力検査を実施する教科は、国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の5教科とし、学力検査の問題作成や配点については、前期選抜と同様とする。
  2. 選抜に当たっては、中学校長から提出された調査書の審査結果、学力検査の成績及び連携型選抜に係る面接(連携型面接)の結果を資料とする。
    なお、各連携型高等学校長の判断により、各連携型高等学校が連携している教育課程に基づいた内容に応じた選抜方法に加え、学校の特色や学科の特性等に関する内容に応じた選抜方法(連携型検査)を選択して実施した場合には、それらの結果を併せて資料として選抜を行うことができるものとする。
  3. 合否の判定に当たっては、調査書の審査結果、学力検査の成績、連携型面接の結果及び連携型検査を実施した場合にはその結果の比重を、県教育委員会が定めた範囲内で各高等学校がその特色や学科の特性に応じて定めるものとする。
  4. 連携型選抜の志願者は、出願した高等学校において一般選抜にも出願できるものとするが、その場合、各連携型高等学校は、連携型選抜、一般選抜の順に合否判定を行う。

 

その他

連携型選抜に出願するものは、特色選抜との併願はできない。

 

新型コロナウィルス感染症に係る特例処置

  1. 学力検査の出題範囲について、次のとおり取扱う。
    (1)すべての教科で出題範囲を縮小する。
    (2)3年生最後の学習分野を中心に、出題範囲から除外する。
  2. 令和3年度県立高等学校入学者選抜における令和2年度(中学3年時)の大会実績等について、次のとおり取扱う。
    (1)実技試験や面接の工夫により、新型コロナウィルス感染症により大会実績等を残せなかった志願者が不利益を被らないようにする。
    (3)入学者の判定において、令和2年度(中学3年時)の大会棟の実績は選抜資料としない。
    ただし、資格試験については今後実施される可能性があるため、令和2年度(中学3年時)の資格試験の成績を選抜資料とすることができる。

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