県立中学校入学者選抜に当たっては、適性検査及び作文の成績、面接の結果並びに小学校の校長から提出される調査書を資料として、志願者の意欲・能力・適性等を総合的に判定し、入学予定者を決定するものとする。
1 選抜の資料は次のとおりとする。
(1) 適性検査
問題発見・解決能力、思考力、判断力、表現力等、小学校における教育において身に付けた総合的な力をみる。
(2) 作 文
与えられた課題について、考えたことや感じたことなどをまとめ表現する力をみる。
(3) 面 接
志願者の目的意識、意欲や長所等をみる。
(4) 調 査 書
小学校での学習や生活の状況をみるために、各教科の学習の記録、外国語活動の記録、総合的な学習の時間の記録、特別活動の記録、行動の記録などが記載された調査書を選抜資料に用いる。
なお、調査書は福島県教育委員会教育長が定める様式及び調査書作成要領に基づき、志願者の在学している小学校の校長が作成する。
2 入学予定者の決定に当たっては、次の手順で行う。
まず、適性検査及び作文の成績の合計並びに調査書の成績のいずれもが定員内にある者で、かつ、調査書の記載事項及び面接の結果に特に問題のない者を入学予定者とする。
次に、その他の者については、適性検査及び作文の成績、調査書の記載事項並びに面接の結果を十分に精査して、総合的に判定し、入学予定者を決定する。
3 選抜結果については、志願者及び志願者の在学している小学校の校長に通知するものとする。
4 入学辞退その他の理由により入学予定者の定員に欠員が生じた場合は、入学予定者とならなかった者の中から速やかに新たな入学予定者を決定し、入学の意思を確認の上、補充するものとする。