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小・中・高生スマホ利用と親の心構え

携帯電話を持つ子供は増加傾向。下記調査では、携帯電話の所有率は小学生20%後半,中学生約50%,高校生90%後半。そのうちスマートフォンが占める割合は小学生10%弱,中学生約20%,高校生50%超。

 

内閣府:平成24年度青少年のインタネット利用実態調査報

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わが子には、中2の夏に私のお下がりのスマートフォンを渡しました。しかし、電話会社との契約はなし。それでも、スマートフォンはいわゆる「小さなパソコン」なので、自宅のwifiや、戸外でもwifiのつながる環境であれば利用できます。電話回線を利用した通話はできませんが、LINESkypeを利用してのインターネット通話もできます。

携帯会社との契約をしていないのは、ある意味「お試し期間」のようなものです。小さな端末にどれだけの可能性と危険性があるかをキチンと教え、体験させてから本契約をと考えています。それでも、本人が必要としているLINEgoogleなどを気軽に、楽しく使えるので喜んでいます。

そんな我が家には、スマートフォン4台、ノートPC2台、デスクトップPC1台と、様々なデジタルツールがあり、子どもたちはそれぞれ使いやすいものを使って、インターネット・YouTube・ゲーム・写真撮影と、各々楽しんでいます。

 

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デジタルネイティブと言われるいまの子ども達にとって、パソコンも携帯端末も側にあって当然のようで、サクサク使いこなしていきます。吸収力がとにかく早い!比較的デジタルに強い私たち夫婦でも、うかうかしていられません。

小中学校では、電子黒板やタブレット端末の配布を検討するなど、全国的に教育現場がデジタル化していく流れも始まっています。スマートフォンなど使えて当たり前の世界はすぐそこまで来ているかもしれません。

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スマートフォンのアプリやWeb上には、教育系のアプリも豊富にあり、我が家の中学生にとって、英語単語と数学の公式、漢字チェックアプリが欠かせなくなっています。育児や教育系のアプリを検索すると、相当数が出てくるので、スマートフォンを活用した子育てや教育のニーズもあるのは間違いありません。

これからの親は、スマートフォンを「まだ先の道具」ととらえている場合ではないようです。いざ子どもに与えたとき、もしくはいま持たせている我が子が、「ゲームばかりしている、トラブルに巻き込まれた、スマートフォンを手放せなくなっている」とならないために、親として何ができるか考える時だと思います。

子どもを守るためにフィルタや機能の制限もありますが限界がありますので、最後は使う側である子ども自身のモラルが重要になります。ぜひ日常の中で、インターネットや携帯を使うときの大事なモラルを子ども達に身に付けさせてくださいね。

 

■■■ コラム提供 ■■■

 

親子スマイルネット 鵜飼 絵美 

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